萌芽更新された里山材
当社の主力製品である木材チップは、地元の福島県会津地方と山形県最上・置賜地方の萌芽更新された里山二次林材を使っています。これらの木材を供給する山林は地域の林業関係者らと協力しながら運営しています。
国産木材は大切な資源。当社はこの貴重な木材を、製紙用チップや製材品などに加工するのはもちろん、はがした樹皮等も、ムダなく活用しています。
福島県会津地方の里山二次林材を中心にした国産製紙用チップの製造・販売を行っています。
当社の主力製品である木材チップは、地元の福島県会津地方と山形県最上・置賜地方の萌芽更新された里山二次林材を使っています。これらの木材を供給する山林は地域の林業関係者らと協力しながら運営しています。
伐採された木材は、その場で運びやすい約2mの長さに切断され、山から工場へ運ばれます。全工場はいずれも省力化され、効率の良さ、生産性の高さが自慢です。運び込まれた木材はまず樹皮をはがされ、丸太ごと専用の機械で切削されて2cm角のチップに加工。できたチップはトラックで、取引先へと運ばれていきます。
本社・坂下工場 にて生産
STEP01
トラックスケールにて重量検収
STEP02
チェーンライブデッキ
STEP03
HOKスーパーバーカー08D55型
STEP04
UTC型ウルトラチッパー700型-3N
STEP05
24枚セット
STEP06
水平振動チップスクリーン
YS-2050型
STEP07
ベルトコンベア
STEP08
チップサイロ
バイオマス発電所向けに木質燃料チップ(未利用材・一般材)の製造・販売を行っています。
当社は茨城県常陸太田市の宮の郷工業団地に木質燃料チップ保管倉庫を建設し、北越コーポレーション(株) 関東工場(勝田)のバイオマスボイラー用の燃料として、多くの木質燃料チップ製造会社から燃料チップを購入し、安定的に供給しています。更にその効果は北越コーポレーション(株) 関東工場(勝田)のCO2削減に貢献しています。
また、山形県酒田港で2018年8月から商業運転を始めたサミット酒田パワー・バイオマス発電所に燃料用チップを供給しております。
北越コーポレーション(株) 関東工場(勝田)では、建築廃材や間伐材、ペーパースラッジなどを燃料とする木質バイオマス発電ボイラーの建設に取り組み、2006年3月9日から発電を開始しました。発電量は4万1000kW。工場全体で必要な電力は、ピーク時で1万8000kW。余剰電力は売電しています。
全工場 にて生産
STEP01
STEP02
理想は半年以上
STEP03
移動式切削機DH910SA-RB
酒田工場・茨城事業所にて使用
STEP04
STEP05
STEP06
オガ粉を製造する専用機を導入して、ブナ、ナラ、サクラなどの丸太を細かく粉砕し、オガ粉を製造しています。当社のオガ粉はキノコ栽培の菌床として活用されています。
木材をチップに加工する際、どうしても発生するのが「チップダスト」。当社では、チップをスクリーンで選別する際に発生するチップダストを集めるとともに、オガ粉を製造する専用機を導入して、ブナ、ナラ、サクラなどの丸太を細かく粉砕し、オガ粉を製造しています。
当社が製造しているオガ粉は産地が明らかな国産広葉樹100%の良質なオガ粉です。保温性や吸湿性、脱臭性などに優れております。
当社のオガ粉は主に、キノコ栽培の菌床として活用されています。中でもマイタケの栽培には、純粋な広葉樹100%でないと育たないため、良質な木材を原料とし、お客様の信頼にお応えしています。
本社・坂下工場 にて生産
STEP01
STEP02
チェーンライブデッキ
STEP03
森下機械 200-C型
STEP04
STEP05
ベルトコンベア
STEP06
STEP07
2014年5月より茨城事業所宮の郷ヤードにて、マテリアルソーラー第1発電所及び第2発電所(計約1MW)の営業運転を開始しています。
企業として環境負荷低減を考えた企業活動が求められる中、太陽光発電を実施することにより、自然エネルギーの利用拡大、CO2削減、地域への電力供給に貢献しています。
再生可能エネルギーの燃料として、間伐材などの山林資源を使うバイオマス発電は、地球環境保護と循環型社会(SDGs)の実現に貢献し、CO2排出量削減に大きな効果をもたらします。